大型と小型を比べてもプールの差がある分、あるカードに出会う確率は単純比較できないと思います。ですがそれでは話が始まらないので確率論には目をつぶってだらだらと考えていきます。


まずは金属術です。
色つきアーティファクトがありますし、白、青、緑は接合者がいるため金属術ができないということはないと思います。
また、前の日記で書いたようにアーティファクト破壊の質が悪くなるのでこれまでよりアーティファクトは破壊されにくくなると思います。
つまり金属術は維持できると思います。

問題はそこではなく、NPHには金属術して嬉しいカードがほぼないということです。
《急送》にしても《純鋼の聖騎士》にしてもアンコモン、レアであり、《急送》は金属術状態でなければまず使いたくない代物です。生体武器の増加もあり、《純半鋼の聖騎士》は出番があるでしょうが、正直これより除去を優先します。
SOMのカードが減るということは良質な金属術カードが減るということであり、戦略としての金属術はパワーダウンせざるをえません。



次は感染です。
こちらは生物の質はそこまで問題ではないと思います。
確かに2~3マナの優秀な感染生物《胆液爪のマイア》《屍百足》《疫病のとげ刺し》《膿胞抱え》の数が減りますが、1マナ《ぎらつかせのエルフ》、2マナ《荒廃の工作員》《敗残のレオニン》、3マナ《剃刀の豚》がコモンに入ります。
全てタフネス1であり除去されやすい弱点があります。
ですが数や質には問題はないと思われます。

不安要素は上で挙げたコモン4種は全て色が違うことです。
MBSでも《枝モズ》や《ノーンの僧侶》のような白の感染クリーチャー増えましたが、今回更に感染クリーチャーが多色にわたることより、感染が強い戦略として成り立たなくなるのではないかと思います。
要するに感染をやろうとすると、30点デッキばかりになるのではないでしょうか。



実際にプレイしたら全然違ってて赤っ恥な考察になるかもしれませんが、現時点ではこう思います。
上の考察が意味するのは環境はさらに遅くなるのではないかということです。
いかに高コスト・高パワーのカードにつなぐかの勝負です。
クリーチャー除去は増えますが、アーティファクト・エンチャント破壊が減るので、高コストのパワーカードに対処しにくくなります。

個人的にはタフネス1を除去できるカードとカウンターの価値が上がる気がしますね。アーティファクトはそれでも破壊手段がありますが、エンチャントは本当に壊しにくくなるのでカウンターするのが一番だと思います。


はやくプレリにならないかなぁ。

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