軽くするのも案外難しい

DIIドラフト二回目です。スイスですサーセン。

http://space.geocities.jp/takawashi_dra/DII0401.html

実はこの環境で青白ほとんど組んだことないんですよ。
なんとなしに組んでみましたが、デッキ内のシナジーはなかなかあるものの、相手に干渉しないのでどうにもならない無理ゲーに陥ることも。

1-1　《嵐縛りの霊》と《絡み根の霊》で飛行を優先しました。どっちが好きかと言えば《絡み根の霊》なんですけどね。

1-2　ニブリス2体で迷ったんですがどっちの方が強いんでしょうね？

1-5　この時点では青白の飛行ビートかなと思っています。

1-6　緑行ってたらクマとか取ってたんでしょうか。この装備を取ったので青白で人間をなるべく入れて生物の途切れにくいデッキという方向性に。

1-7　青の方が濃いめなので白のダブルシンボルが若干心配ですがコンセプトには完全に一致。

1-10　！？　この鹿って白ネコよりも点数低いのですか？

1-12　この前で鹿を取ったりと若干緑への未練があったのでこのピックでしたが、青白で飛行ビートで並べるような構成になるのであれば《暁天》もバカにならない打点アップになったんでは？と使ったかはさておき後悔。

1パック終了時点。
これで色決めるぜ、文句なし！ってカードはないものの、安定した質のカードが多く悪くないと思います。問題は4マナ域にそれが多く、軽い生物がいないこと。マナカーブの頂点が4マナに来るような構成はできれば避けたいのですが。


2-1　《蜘蛛の発生》使われたら嫌だなーと思いつつ色の合ってる軽い生物を。青を使っているので《邪悪な双子》の目がないわけでもないですがここから黒ってほどでもないんですよねぇ。

2-2　またいるのか《蜘蛛の発生》とゲンナリしつつジャガーノートを。4マナが増えるのは避けたいとは思ってたんですけどねー。

2-3　ここもちょっと悩みました。《嵐霊》はあんまり強くない場面も多いんですよね。軽いところも欲しかったし3マナの《声無き霊魂》も捨てがたかったです。

2-4　4手目で取るカードかなぁ？と思いつつ《物騒な群衆》を。まぁ装備品とのシナジーもあるし軽いところも欲しいし無駄にはならんでしょう。

2-5　軽いので文句なく。できれば包丁欲しい。最悪《アヴァシンの首飾り》だけでも。

2-6　普通なら《ルーン唱えの長槍》取ってますが、このデッキではどー考えても弱い。スカーブは地上の守りに良いですがそれよりもシナジー重視の《縫い師の見習い》

2-7　ここは《猛火の松明》がとても欲しかったですが、人間とのシナジーを考えて《銀の象眼の短刀》を。透明人間が装備するだけで強いですしね。

2パック目終了。
うーん。やっぱり低マナが不安です。2マナの生物が欲しい。もっと欲しい。あとは人間ですね。この時点で今回は青白で飛行を重視しつつ、それ以上に人間シナジーを優先していくという方向で考えていました。


3-1　黒はこれがあるからなぁ…。こんなん出されたら私のデッキ壊滅ですわー。

3-2　《縫い師の見習い》とのシナジー。

3-3　《上座の聖戦士》と迷いましたがデッキに合ってるのはこっちかなーと。

3-4　若干ドレイクに心惹かれましたが、シングルシンボルの安定感と人間であることを考えて。

3-5　《勇壮の時》みたいなカードもあるといいんですけどねー。とにかく今回は生物、とくに人間が主役です。4マナ多過ぎって？うん、そうなんだ…。

3-6　人間！人間！軽い！軽い！

3-7　フィニッシャー枠に青ゾンビもいいかなーって思ったんですが、まぁ限定的とはいえ除去を。

3-8　特にタッチをする予定もないんですが《ゆらめく岩屋》を。ここで《雲散霧消》取っちゃっても良かったかもですね。

3-9　2枚も見てしまった《蜘蛛の発生》を一応すり抜けることができるカード。

3-10　割と除去したいときに除去できない《大物潰し》さん。

3-11　これは完全にラッキーでしたね。《雲散霧消》はかなり活躍してくれました。勝敗を分けるほどに。ここでの結果オーライピックより3-8でちゃんと確保しておく方がいいですね。

ピック終了。
概ね狙ったピックはできていますが、致命的なほどに除去がないので使う分には楽しいのですが、相手に干渉できず負けるのが怖いデッキとなりました。

以下デッキリスト

土地　１７
８《島》
８《平地》
１《ゆらめく岩屋》

クリーチャー　
２《宿命の旅人》
１《物騒な群衆》
１《アヴァシン教の僧侶》
１《不可視の忍び寄り》
１《縫い師の見習い》
１《忠実な聖戦士》
１《セルホフの密教信者》
１《霧のニブリス》
１《嵐縛りの霊》
２《スレイベンの歩哨》
１《電位式巨大戦車》
１《塔の霊》
１《ネファリアの海鳶》
１《エルゴードの審問官》
１《嵐霊》

１《アヴァシンの首飾り》
１《銀の象眼の短刀》
１《救助の手》
１《邪悪の排除》
１《雲散霧消》
１《大物潰し》

改めて見るとけっこう酷いんですね。青や白のお家芸であるエンチャント除去もなく、バウンスもないんですから。
そして何より4マナ域の生物が実に6体。デッキ内生物の1/3が4マナとな！？コストソートして切なくなりましたｗ

まぁシナジーだけはたんまり詰め込んだつもりなんですが、いかんせんカードの枚数自体が足りてない説があります。土地を１７にしたのは4マナ域が多すぎて多少フラッドしても安定して伸びて欲しいからです。《縫い師の見習い》とかでもマナ使いますしね。


1回戦　白黒　2-1
あまり強いカードを見なかったので、もしかして初手に《未練ある魂》あたりを引いて多少強引に行ったのかな？という感じの白黒でした。

2回戦　赤緑　1-2
ひたすら狼男なデッキ。レアは《アヴァブルックの町長》に《地獄乗り》
町長を序盤に出されると本当にどうすることもできないデッキなので相性は悪かったですね。町長さんてば変身しても《大物潰し》で対処できないとかヤダー。
それでもコンバットをもう少し上手にやっていれば勝てた（かもしれない）ので私の未熟さで負けた試合でした。悔しいですね。

3回線　青緑ｔ黒どれっじ　2-1
《蜘蛛の発生》《骨までの齧り付き》などの主要パーツを抑え、青のフライヤー、バウンス、ドローなどもある良いデッキでした。強いて言えば、《裂け木の恐怖》や《グール樹》のようなフィニッシャーがいないという弱点、フィニッシャー級であるところの《ゲラルフの精神壊し》が毎回墓地に落ちていたので相手にとって不運でした。
私のデッキだと《蜘蛛の発生》されるとそうとうキツイんですが、相手が割とうっかりさんで、ライブラリーを削りすぎてしまったんですね。私の方にも《セルホフの密教信者》がいたので最後は掘り過ぎてライブラリーアウトでした。


というわけで安定の2-1です。毎試合6tixずつ減っていくのはジリ貧すぎるでしょう…。まぁしゃーないですな、好きでスイスやってるんですし。

今回は人間を中心としたシナジーを意識しました。
軽く並べると
《宿命の旅人》or《エルゴードの審問官》＋《アヴァシンの首飾り》…トークン2倍
《縫い師の見習い》＋《スレイベンの歩哨》…好きな時に変身
《縫い師の見習い》＋《電位式巨大戦車》…疑似警戒
《縫い師の見習い》＋《物騒な群衆》…毎ターン強化
…あれ？こうして見るとキーカードが人間ってよりホムンクル…