M13で私のテゼレットが得たもの
2012年7月14日 MTG コメント (2)昨日のFNMはさっそくM13のカードを何枚か入れてみましたが、実際のところ私のテゼレットデッキはあくまで《倦怠の宝珠》などで相手を妨害してこちらのペースに持ち込む、というものなのでそこらへんを抜いてまで入るようなカードはなかなか無いのであります。
そんなデッキコンセプトはひとまず横に置いておいて、M13からテゼレットデッキに入りそうなカードを挙げてみます。
《殺害》・・・3マナとはいえインスタントで相手選ばずの確定除去。《喉首狙い》と《破滅の刃》を私はよく2枚1枚の構成にするのですが、どちらかが腐るケースがメインではあります。《殺害》ならばその心配はないのですが、今の環境ではまだ重いカードと思います。
ちなみに2枚1枚の理由は《破滅の刃》の方が腐るときの被害が大きいからです。黒はゾンビに代表されますが、生物の色がかなり統一されているケースが多いです。それに対してアーティファクトクリーチャーだけで構成されているケースなんて滅多にないですからね。最近は《墨蛾の生息地》も以前ほどは見ないでしょう。
《もぎとり》・・・黒が、というか沼が多いならば4マナ固定で《黒の太陽の頂点》よりも効率良く除去することが出来るスペル。沼2枚その他2枚という土地4枚でX=2の頂点と同じですので、《マイコシンスの水源》があるデッキであれば青黒であっても黒頂点と変わらないかそれより良い運用が出来る可能性はあります。
とはいえドロー次第で土地6枚あってもX=1の黒頂点と同等ということすらありえるので、青黒テゼレットでは安定性が確保しにくいと思われます。
《吸血鬼の夜鷲》・・・ポジションは《ファイレクシアの十字軍》と被りますが、その性能と目的は若干異なります。夜鷲の特徴は飛行による受けの広さ、絆魂による継戦能力の高さ、接死による相手のファッティに対する牽制力。十字軍はプロテクションによる除去耐性の高さ、感染による相手プレイヤーに対する打点の高さ、先制攻撃による戦闘での強さですね。
また、十字軍は対処されなければこれ1枚で5回殴って勝てるカードですが、夜鷲は1枚では負けないことは出来ても速やかに勝てるカードではありません。テゼレットはどちらかといえばゆっくり勝つデッキですので夜鷲の方が向いている可能性があります・・・が、結論を出せぬまま大会になりました。なので今回は従来の十字軍4枚から十字軍2枚、夜鷲2枚という中途半端なセレクトをしました。
大会を終えても、この選択の正誤は次回に保留です。間違いなく夜鷲の飛行・接死・絆魂に助けれましたが、十字軍のプロテクションは攻撃を通す際にも有効で無視できない威力があります。サイドボードで相手次第で入れ替えればいいとも思うのですが、今のサイドボードにその枠はないのでこの先もメインで要調整です。
《アクローマの記念碑》・・・クリーチャーが全部アクローマもどきになるステキアーティファクト。問題は7マナという重さ。
テゼレットにあって7マナとは《イシュサーの背骨》であり《解放された者、カーン》です。テゼレットで5/5にしたアーティファクトが全てプチアクローマになればイージーウィンの可能性もあるとはいえ、カーンより優先するかと言われれば貴重なパーマネント除去枠を抜くわけにもいかず、今回は採用見送り。
元々生物の少ないこのデッキですが、採用するにまるで可能性がないわけではないと思います。
《適合の宝石》・・・土地を最大3枚持ってこれるのでグリクシステゼレットならば入れたいです、が私のには入りません。
《金粉の水蓮》・・・3色のテゼレットなら入れるのも考えますが、少なくとも青黒にはいらないと思います。
《ザスリッドの指輪》・・・実はちょっと使ってみたかったり。持ってないのでテストもしていませんが、デッキ内の生物が夜鷲にしろ十字軍にしろ黒です。4枚だけですが。そいつらが再生構えつつ育ったらそれでもう勝てるんじゃ?って単純な思考です。最悪こいつはテゼで5/5にしちゃってもいいんですし。
実際は枠がないので入れられませんがテストはしてみたいですね。
《ニンの杖》・・・使いたい、けどワームとぐろさんがいる枠。毎ターンライフルーズもなしに追加1ドロー!しかもおまけにティムまで付いてくる!
対コントロールでは《ワームとぐろエンジン》よりも強いまであると思うのですが、いかんせん即効性があるのは生物である《ワームとぐろエンジン》なんですよねー、環境にはビートが多いってんですから。
先ほどの《アクローマの記念碑》もですが、《大建築家》に入れてみたいカードです。
《ぬいぐるみ人形》・・・かわいらしい人形さん。《冒涜の行動》で13点ダメージなど夢に溢れたカードですが、今は《怨恨》が帰ってきてダメージは貫通してくる時代。要は単に5/5にする青黒じゃなくて赤入れたデッキで使えって事です。私のデッキにゃ入りません。残念ですが。
《交易所》・・・トリを飾るのはこのカード。図らずも最後に書くことになりましたが、今回のお気に入りですね。こういう色々出来るカードは可能性を感じます。
このカード、テゼレットデッキにとっては、追加の《埋没した廃墟》にも、《ファイレクシアの核》にもなりうるカードで、ビートダウンに対してはライフゲインという対策になります。私のデッキでは生物が少ないので、若干3番目のアーティファクト回収がやりにくいというデッキ構成上の欠点はあるのですが、それでも面白いカードです。出来ることなら2枚並べてグルグルしたいところですが、デッキに2枚入れるのはちょっと悩みます。余裕があれば変形者でコピーしてぐーるぐるしてみるのもいいかもしれません。
今回は《ゲスの玉座》を抜いて《交易所》を入れました。間違いなく《交易所》は役に立ったのですが、その一方で《ゲスの玉座》の方が優れている点もあるなと感じました。
ゲス座ならサクリファイスにマナが要らず、増殖することができるので、プレインズウォーカーとの相性が良いんです。私のデッキにはメインに、リリアナ1枚、テゼレット3枚、ジェイス1枚、ソリン1枚、カーン1枚が入っているので増殖で1増やすことには結構意味があります。また、《漸増爆弾》のカウンターを1ターン速く貯めることで生き延びられることがありますし、《ファイレクシアの十字軍》や《墨蛾の生息地》による毒殺プランを1ターン進めることで勝敗が分かれることもあります。
つまり《交易所》は使いたいけど《ゲスの玉座》もできれば抜きたくないカードなんです。今回は《伝染病の留め金》を引き続き入れているので増殖はそちらになんとか任せようという考えでしたが、増殖役は1枚だけでは心許なかったです。
と、ここまで見てきましたが実際にデッキに入れたのは《吸血鬼の夜鷲》が2枚、《交易所》が1枚です。それ以上はデッキのコンセプトを変更する方向になりかねないので、ボックス剥いて出たカードをそのまま入れる程度の時間では再構成する思考回路が間に合いませんでした。
今後もこのテゼレットを続けた場合あまり変わらないでしょうね・・・。ある程度手に馴染んでいるのでこのままで問題はないのですが、なんていうんですかね、拡張性や変化のなくなったデッキってなんとなく限界を感じます。
とりあえず次は赤を足した所謂グリクシスカラーのテゼレットを組んでみようと思います。あと《降霊術》をもちっと練りこもう。
そんなデッキコンセプトはひとまず横に置いておいて、M13からテゼレットデッキに入りそうなカードを挙げてみます。
《殺害》・・・3マナとはいえインスタントで相手選ばずの確定除去。《喉首狙い》と《破滅の刃》を私はよく2枚1枚の構成にするのですが、どちらかが腐るケースがメインではあります。《殺害》ならばその心配はないのですが、今の環境ではまだ重いカードと思います。
ちなみに2枚1枚の理由は《破滅の刃》の方が腐るときの被害が大きいからです。黒はゾンビに代表されますが、生物の色がかなり統一されているケースが多いです。それに対してアーティファクトクリーチャーだけで構成されているケースなんて滅多にないですからね。最近は《墨蛾の生息地》も以前ほどは見ないでしょう。
《もぎとり》・・・黒が、というか沼が多いならば4マナ固定で《黒の太陽の頂点》よりも効率良く除去することが出来るスペル。沼2枚その他2枚という土地4枚でX=2の頂点と同じですので、《マイコシンスの水源》があるデッキであれば青黒であっても黒頂点と変わらないかそれより良い運用が出来る可能性はあります。
とはいえドロー次第で土地6枚あってもX=1の黒頂点と同等ということすらありえるので、青黒テゼレットでは安定性が確保しにくいと思われます。
《吸血鬼の夜鷲》・・・ポジションは《ファイレクシアの十字軍》と被りますが、その性能と目的は若干異なります。夜鷲の特徴は飛行による受けの広さ、絆魂による継戦能力の高さ、接死による相手のファッティに対する牽制力。十字軍はプロテクションによる除去耐性の高さ、感染による相手プレイヤーに対する打点の高さ、先制攻撃による戦闘での強さですね。
また、十字軍は対処されなければこれ1枚で5回殴って勝てるカードですが、夜鷲は1枚では負けないことは出来ても速やかに勝てるカードではありません。テゼレットはどちらかといえばゆっくり勝つデッキですので夜鷲の方が向いている可能性があります・・・が、結論を出せぬまま大会になりました。なので今回は従来の十字軍4枚から十字軍2枚、夜鷲2枚という中途半端なセレクトをしました。
大会を終えても、この選択の正誤は次回に保留です。間違いなく夜鷲の飛行・接死・絆魂に助けれましたが、十字軍のプロテクションは攻撃を通す際にも有効で無視できない威力があります。サイドボードで相手次第で入れ替えればいいとも思うのですが、今のサイドボードにその枠はないのでこの先もメインで要調整です。
《アクローマの記念碑》・・・クリーチャーが全部アクローマもどきになるステキアーティファクト。問題は7マナという重さ。
テゼレットにあって7マナとは《イシュサーの背骨》であり《解放された者、カーン》です。テゼレットで5/5にしたアーティファクトが全てプチアクローマになればイージーウィンの可能性もあるとはいえ、カーンより優先するかと言われれば貴重なパーマネント除去枠を抜くわけにもいかず、今回は採用見送り。
元々生物の少ないこのデッキですが、採用するにまるで可能性がないわけではないと思います。
《適合の宝石》・・・土地を最大3枚持ってこれるのでグリクシステゼレットならば入れたいです、が私のには入りません。
《金粉の水蓮》・・・3色のテゼレットなら入れるのも考えますが、少なくとも青黒にはいらないと思います。
《ザスリッドの指輪》・・・実はちょっと使ってみたかったり。持ってないのでテストもしていませんが、デッキ内の生物が夜鷲にしろ十字軍にしろ黒です。4枚だけですが。そいつらが再生構えつつ育ったらそれでもう勝てるんじゃ?って単純な思考です。最悪こいつはテゼで5/5にしちゃってもいいんですし。
実際は枠がないので入れられませんがテストはしてみたいですね。
《ニンの杖》・・・使いたい、けどワームとぐろさんがいる枠。毎ターンライフルーズもなしに追加1ドロー!しかもおまけにティムまで付いてくる!
対コントロールでは《ワームとぐろエンジン》よりも強いまであると思うのですが、いかんせん即効性があるのは生物である《ワームとぐろエンジン》なんですよねー、環境にはビートが多いってんですから。
先ほどの《アクローマの記念碑》もですが、《大建築家》に入れてみたいカードです。
《ぬいぐるみ人形》・・・かわいらしい人形さん。《冒涜の行動》で13点ダメージなど夢に溢れたカードですが、今は《怨恨》が帰ってきてダメージは貫通してくる時代。要は単に5/5にする青黒じゃなくて赤入れたデッキで使えって事です。私のデッキにゃ入りません。残念ですが。
《交易所》・・・トリを飾るのはこのカード。図らずも最後に書くことになりましたが、今回のお気に入りですね。こういう色々出来るカードは可能性を感じます。
このカード、テゼレットデッキにとっては、追加の《埋没した廃墟》にも、《ファイレクシアの核》にもなりうるカードで、ビートダウンに対してはライフゲインという対策になります。私のデッキでは生物が少ないので、若干3番目のアーティファクト回収がやりにくいというデッキ構成上の欠点はあるのですが、それでも面白いカードです。出来ることなら2枚並べてグルグルしたいところですが、デッキに2枚入れるのはちょっと悩みます。余裕があれば変形者でコピーしてぐーるぐるしてみるのもいいかもしれません。
今回は《ゲスの玉座》を抜いて《交易所》を入れました。間違いなく《交易所》は役に立ったのですが、その一方で《ゲスの玉座》の方が優れている点もあるなと感じました。
ゲス座ならサクリファイスにマナが要らず、増殖することができるので、プレインズウォーカーとの相性が良いんです。私のデッキにはメインに、リリアナ1枚、テゼレット3枚、ジェイス1枚、ソリン1枚、カーン1枚が入っているので増殖で1増やすことには結構意味があります。また、《漸増爆弾》のカウンターを1ターン速く貯めることで生き延びられることがありますし、《ファイレクシアの十字軍》や《墨蛾の生息地》による毒殺プランを1ターン進めることで勝敗が分かれることもあります。
つまり《交易所》は使いたいけど《ゲスの玉座》もできれば抜きたくないカードなんです。今回は《伝染病の留め金》を引き続き入れているので増殖はそちらになんとか任せようという考えでしたが、増殖役は1枚だけでは心許なかったです。
と、ここまで見てきましたが実際にデッキに入れたのは《吸血鬼の夜鷲》が2枚、《交易所》が1枚です。それ以上はデッキのコンセプトを変更する方向になりかねないので、ボックス剥いて出たカードをそのまま入れる程度の時間では再構成する思考回路が間に合いませんでした。
今後もこのテゼレットを続けた場合あまり変わらないでしょうね・・・。ある程度手に馴染んでいるのでこのままで問題はないのですが、なんていうんですかね、拡張性や変化のなくなったデッキってなんとなく限界を感じます。
とりあえず次は赤を足した所謂グリクシスカラーのテゼレットを組んでみようと思います。あと《降霊術》をもちっと練りこもう。
コメント
ってとこまで言ってましたw
おおう、そこまでですかw
まぁ確かに私自身、降霊術に入れようかと思ってるくらいですからね。
ライフ四点得て一枚墓地に落とせるってのは墓地利用デッキには実はかなりのメリットどすし。